こはるのパピー期での心配事をシリーズ化して書いていこうと思います。
今回は、「車がキライ」編です。
全てのイヌは車でお出かけが大好きでしょう!?
いいえ、そんなことはありません。それは、うちのこはるが「車がキライ」だからです😭ということで、車が苦手なこはるが、どうにかしぶしぶ車でお出かけできるようになるまでトライしたことについて、書いていこうと思います。
※筆者は専門家でもなんでもなく、こはるが初めてのイヌなので、あくまで「初心者がどうにかこうにかして解決した話」としてお読みいただければと思います。同じ「初めて犬を飼うのだけど…」という方に安心材料として届けたいという気持ちで書いています。
車キライな犬でも、乗れるようになる?
本当に私のただの持論というか…強引なんですけど、
車がキライだとしても、乗せる必要があるときは乗せるしかない
と思っています。答えになっていませんが、どうしても仕方ないときってありますよね。病院だとか、家族で出かけるために置いていけないとか…。そういうときは、仕方ないと思います。
だから、車がキライな犬でも、喜んで乗るようになる方法を考えるより、
イヌが乗っても大丈夫なように飼い主側が対応できるようになっておいた方が良い
かなと思っています。
ちなみに、いつまで経っても車が苦手ですが、しぶしぶ乗るようにはなる犬もいます。
そう、こはるです😭
【車酔い克服】子犬が車嫌い(嘔吐)を克服するまでに試した全トレーニング
うちのこはるがしぶしぶ車に乗れるようになるまでに地道に続けたことです。では、どうぞ。
子犬の車デビュー準備:車の中で楽しい時間を過ごす
まず、車のエンジンを切った状態で、車の中で抱っこしたり、お気に入りのおもちゃで遊んだり、ごはんやおやつを与えてみたりしました。
「車に乗ると良いことが起きるよ!!」
と教え込むためです。しかしながら、こはる震え止まらず…笑
それでも、5分、10分、20分とだんだん平気になってきました。
子犬の車デビュー:初めてのドライブ(したとは言っていない)
結構な時間を費やして車慣れしてもらったつもり!いざ、エンジンをかけて5分くらいのご近所ぐるっと旅へGO~~~~~
ウェッ…ゴェッ…カッカツ…ゴエェェェ…
やりましたね。リバースです。
子犬の車デビュー:何日たっても慣れない
リバース後、また「エンジン切って過ごす」→「少しだけご近所を周る」を繰り返してみましたが、本当にもうね、全然ダメです。
ギャヒーン!!ヒヒヒーーーーーン!!
みたいに鳴きまくるので、私は途中で心が折れ、毎日練習するのをやめました。笑
開き直る
1~2日に1回は車に乗せてみていたのですが、あまりにも嫌そうで、でも慣れてもらわないと困るし…という葛藤の中で、いったん諦めることにしました。
だって毎日かわいそうだったから
「もう、乗せようと決めた日にガッツリ乗せて、リバースしたら片づければいい」と心に決め、
もう無理やり練習しなくてよい
と開き直ることにしました。
車で15分ほど離れた公園に連れて行ってみる
もちのろん、騒ぎっぱなしです。到着するまでも、到着してからも。しかし…
あれ?吐いてないな…?
吐かなかっただけ良しとして、公園についたら、ボール遊びに夢中!車での騒ぎはどこへやら。
思いっきり疲れさせたら、帰りの車ではウトウトして静かになりました。初めて車内で静かにしているので、嬉しさと共に、「生きてる?」っていう心配が起こりました。笑
でもやっぱり不安なのか、寝てしまうことはありませんでした。
事あるごとに乗せる
公園に行ったり、ホームセンターに連れて行ったり、動物病院に行ったり、出来るだけ車に乗せるようにしていました。そうこうしているうちに、やっぱり騒いでしまうのですが、吐くことはほぼなくなりました。
うーん、少しは慣れてきた?
と思いたいのですが、やっぱりすごい騒ぐ→帰りは疲れて静かになる、の繰り返しで、最初から静かになったり、帰りに完全に寝てしまうようなことはありませんでした。
車に乗せる前に興奮させない
こはるが、車に乗ってから大騒ぎするパターンと、小騒ぎにとどまるパターンが読めてくるようになりました。大騒ぎさせないコツは
車に乗せる前に、出かけることを察知させない
ことでした。お出かけを察知せずに抱っこして車に乗せたときは、騒ぐには騒ぐけど、小騒ぎにとどまることがわかりました。
なので、我が家では、こはるお出かけグッズを車に積み込む瞬間は、家族に協力してもらいその場面を見せないように努めています。
私が一人しかいない場合は、大変ですが抱っこした状態で準備をすると、落ち着いてくれることがわかりました。
快適なドライブベッドを使う
最初は車に乗せるとき、いつも家で使っているこはる用ベッドを使用していたのですが、なぜかその上で
常に立っている…🤣🤣🤣
「お座り」「ふせ」というと、一瞬は言うことを聞くのですが、ふとこはるを見ると仁王立ち…笑
ということで、RADICAさんの「コーデュラ ドライブベッドキャリー」を導入しました。
そうしたら、なんということでしょう…立たなくなりました!正確には、へりが高くしっかりとしているため、強制的にお座りの体制になるのです。しかも、立たなくなったせいか、落ち着いていられるようになり、騒ぎ方もかなり軽減されたのです。
やっぱ、ワンコにとっても快適性というのは重要なんだな…と思いました。
他社のドライブベッドやクッションと比較して、ちょっとお値段は張りますが、購入してよかったワンコグッズのひとつです✨
ちなみにこはるは標準サイズ(3.5キロ)で、ドライブベッドのサイズはMがぴったりでした😆🚗カラーは、汚れが目立ちにくいかなということで、ダークグレーをチョイスしました。
車に乗せるときも楽々なので、使い方レビューなどはまた詳しくご報告できたらと思います。



成犬となった現在(8歳)の車事情
8歳となった現在、車に乗ることに最初ほどの抵抗感は薄れてきたみたいです。
「ブーブー乗る?」
って聞くと、自分から乗るくらいにはなりました。なのに、乗ってからは騒いでいます。でも、しっぽは振っていたり、どういう感情なの?と不思議な状態です。笑
なんとなくですが、こはるにとって車は
「動物病院に連れていかれる」
「ボール遊びができる公園に行ける」
の2択になっているようで、それがきっと複雑なしっぽの動きに現れているのかな、と勝手に解釈しています。
最近は家庭の事情で1週間に1度くらいは、片道1時間ちょいのドライブが発生しているのですが、まぁまだまだ騒ぎますが、前よりもだいぶマシになっています。
【こはる式】車克服(できてないけど)のコツまとめ
以上、こはるがギリギリ車でお出かけしてもまぁ、なんとか…という状態なるまで、やったことでした。まとめますと、
- 根気(散歩と同様、一番大事です。笑)
- 車にできるだけ慣れさせる(エンジンかけないで乗せたり、ちょっとだけ近所を周る、など)
- 車に乗せられる機会があれば、面倒でも連れていく
- 粗相をしても良いように、心と持ち物の準備をしておく(車のときは危ないですからね!)
- お出かけ準備中に興奮させない(これが一番効きました)
こんな感じでリバースせずに車に乗ることができるようにはなりました。
でもやっぱり、「お出かけ嬉しい!楽しい!」というわけではないので、なんとも言えませんが…
散歩とちがって、車は人間のエゴに近いため(車じゃないと不便、ということが、犬を車に乗せる圧倒的な理由だと思っています)、「喜んで乗ってもらいたい!」というのは、私はあきらめています🤣🦴
車が苦手で困っている、初心者飼い主さんに届きますように…!もう、仕方ないことなので、あまり気に病まないでくださいね、と声を大にして言いたいです。


