こはるが我が家に来てから、病気らしい病気もせずに1歳を迎えたころ、「パテラ」と診断されました。当時はとてもショックで、こうなる前にもっと何かできなかったのか、と後悔していました。
ということで、この記事では、こはるがパテラ(膝蓋骨脱臼)と診断された経緯と、私が実践していることについて紹介したいと思います。同じように悩んでいる方の参考になったら嬉しいです。
※私は専門家でもなんでもなく、こはるが初めてのわんこです。症状や対策方法はわんこにより様々だと思いますので、あくまで一例として考えて頂ければと思います。
突然の診断!こはるが「パテラ」と発覚するまで
ボール遊びでケガをした?とりあえず病院へ!
こはるがまだ1歳くらいのときのことです。実家の庭でボール遊びをしていて、少し高めにジャンプして着地した瞬間
キャン!!!!
と悲鳴のような声で鳴きました。でも、その後は何事もなくまたボール遊びを再開したので、
「さっきのは何だったんだろう?気のせい?」
とそのまま流しました。
そして翌日。
なんか、片足でケンケンしているような気がする…いつもと歩き方が違う気がする…けど気のせいのような気もする…
素人がモヤモヤしてても仕方ないので、「行きたくないー!」と騒ぐこはるをクルマに押し込み、かかりつけのお医者さんへGO🚗!!
パテラの診断がくだる😨
獣医さんに診てもらったら

「膝のお皿がズレちゃってますね。膝蓋骨脱臼です。」
地面につかないように歩いている左側の足(今回痛めてしまった方)と、さらに右側も膝のお皿がずれていることが発覚😨この時は痛み止めとサプリメントを処方してもらい、ケンケンが治るまでボール遊びは禁止。
この時点でグレードは右足が2、左足は1でした。
片足のケンケンが治るのに、1か月程度かかりました😮💨💦
当時の私の心境

このまま進行すると、手術を検討する必要が出てくるかもしれません

そんな…
獣医さんからこのような説明を受け、冒頭にも書きましたが、これからやらなくちゃいけないことと、「もっときちんとしておけば」という後悔がごちゃまぜになってしまい、めちゃくちゃ落ち込みました。
獣医さんから教わった「パテラと上手に付き合うための生活改善」
ダイエット
パテラは、膝の症状です。なので、肥満が大敵!!
私としては、これが一番の原因なんじゃないかと本当に後悔しています。というのも、こはるの体格からすると、標準体重は3.5キロ程度なのですが、この時点で4.3キロ!
ちょっと言い訳させてもらいますと、避妊手術をしたあとは太りやすいので体重管理に気を付けてね、と言われていたので、私自身は気を付けていたのです…が、
私の親がこっそりおやつをあげまくっていた
んですね…何度か「お願いだから規定量以上あげないで」と注意はしていたのですが、「だって(おなかが空いて)かわいそうじゃないか!」と聞いてもらえず(特に父😡)
私が仕事に行っている間に面倒を見てもらっている手前、あんまりガツン!と強く言えずにいたのですが、今回、「そんなこと言ってる場合じゃない!」ってことで、痩せないともっとかわいそうになってしまうことを切々と説明し、ダイエットに協力してもらいました。
ダイエットをどうやって成功させたかについては、ここで書くと長くなってしまうので、別記事にしたいと思います💦(ちなみに、こんなことがあった後でも、両親は懲りずに…これも一緒に書きます笑)
適度な運動
足の筋肉をつけることで、膝の弱さをサポートできると獣医さんに言われました。
なので、パテラだからといってお散歩を控えるなどはせずに、遊び過ぎないように適度に運動をさせています。
その甲斐があってか、こはるは、「そこそこ良い筋肉ついてるから、これなら大丈夫かな」と言われています。
※わんこによって症状は違うと思いますので、獣医さんに必ず相談してくださいね!
滑り止めマットの導入
滑る床は、膝への負担が大きくなってしまうそうです。
これについては、我が家ではこはるがメインでいるリビングに、ジグソーパズルみたいなマットは敷いていたのです…が、これでは対策が足りていなかったと、今は本当に後悔しています。
ということで、こはるの動線すべてに滑り止めのマットを敷き詰めました。こはるは、私の自宅と実家を往復して暮らしていますので、両方の家で対策してあります。

パテラではなくとも、わんこの足が滑って良いことはひとつもないので、ぜひ滑り止め対策、してあげてください💦
こういうタイプのものが、汚れたときも1枚だけ洗えたりして便利です。
飛び降り防止のためのワンコ用ステップ
ソファーやベッドからのジャンプも、膝に負担をかける原因に💦
こはるは、椅子やソファーなど少し高いところで寝るのが好きです。なので、そこから飛び降りたり、椅子に座っている人間の膝から飛び降りたりなど、小さな積み重ねが蓄積されていたのかも、と今は思います。
ということで、
- 人間の膝から飛び降りそうになったら人の手で降ろす
- ワンコ用のステップを導入する
などの対策をしています。

それでも、やっぱりステップではない場所から飛び降りたりしてしまうので、完璧ではないのですけどね💦「そもそもソファーなどに上がらせない」ことが一番の対策だと思いますが、我が家はそこらへんのしつけは失敗してしまいました😭
我が家が使っているのは、ニトリの↓これです。こはるくらいの大きさ(3.5キロ)なら、ズレたりせずに安定して使えています。
サプリメント
こはるは、最初に動物病院で処方された「コセクイン」というサプリメントを飲んでいます。
あくまで健康補助のためのサプリですが、これをずっと飲み続けていて今のところは元気に過ごしています。こればっかりは、同じわんこに飲ませた場合と飲ませなかった場合で比較しないと効果はわからないのでなんとも言えませんが💦
飼い主の気休めだと思って、飲み続けています😊笑
ちなみに、動物病院で処方してもらうと高いので、私はネット通販で購入しています。さらに、小型犬用のカプセルタイプも割高なので、タブレットタイプを割って与えています。笑
8歳のこはる。進行はしても、元気に過ごしています!
現在は、右足グレード3、左足がグレード2に…でもバリバリ元気!
現在のこはるのパテラですが、7年かけてゆっくり進行しています。
が、現在のところ、生活に何の支障もありません😊
毎日お散歩もしますし(散歩嫌いなので渋々ですが💦)、ボール遊びも楽しくしていますし、大好きな夫とじゃれ合って遊んでいます👍
こはる自ら体重計に乗るように教えた
毎日抱っこして体重計に乗るのが面倒だったので、こはるが自ら体重計に乗るようにしつけをしてみました。
朝ご飯のまえに
「体重!」
っていうと、自分で乗って測るようになりました🤣
犬も人間同様、毎日体重計に乗るのが重要ですね…

遊びすぎるとたま~にケンケンする
…とはいえ、やっぱり膝のお皿は緩いので、たまに外れてケンケンしてしまうことがあります。年に数回程度ですが💦
その場合は、痛がっているかどうか、すぐに治ったか、しばらく観察してケンケンしていないか、などを注意深く見て、気になる場合は獣医さんに診てもらうようにしています。
同じように悩む飼い主さんへ伝えたいこと
まず、パテラと診断されたからといって、絶望…みたいにならないでほしいと思います。当時の私がそうでした。「何か良い解決策はないか!?」と、ネット検索がやめられずに疲れていました💦
だいたい、パテラと診断されて特に問題のない子は、わざわざ記事にしないんですよね。人間の病気もですが、病気の名前で検索すると、落ち込む内容の記事が上位にあがってくるので、独りで深刻になりがちだと思います。
パテラと診断されてからでもできる対策はいろいろあるので、一緒に頑張りましょうね。
一番は、「あれ?ちょっとおかしいかも…」と思ったら、さっさと獣医さんに相談!です✨


